ごみとして捨てられる バナナの茎が地球を救う。

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  2006年に公開された「ミラクルバナナ」という映画をご覧になった方はいますか?カリブ海に浮かぶ島国ハイチを舞台に、大使館に赴任してきた女性と現地の人々とのふれあいを描いています。ハイチといえば、政情不安定、貧困に加え、2010年1月の地震災害で大きなダメージを受けている国ですが、この映画「ミラクルバナナ」のモチーフになっているのが「バナナペーパー」です。最貧国ハイチでは、子どもたちにはノートを買う金もない。ならば日本の「紙漉き」を伝え自分たちで作らせたらというのがあらすじで、そのモチーフが映画のタイトルと同じ「ミラクルバナナ」(学習研究社)という絵本です。はじまりはハイチから日本の大学教授に送られたメール。バナナの木は果実の収穫後、切り倒されますが、すぐに新しい芽がでてくる。切り倒した後、大量に残るバナナの茎を有効利用できないものかというのが、メールの内容でした。捨ててしまうはずのバナナの茎で紙をつくることができたら…そんな願いから「バナナ・ペーパー・プロジェクト」が立ち上げられ、研究者・職人さん・国を越えたたくさんの人の協力でバナナの紙はできあがりました。そして、その紙をつかって作られた絵本が「ミラクルバナナ」でした。やがて、このプロジェクトは「バナナ・グリーン・ゴールド計画」となり、世界中で捨てられているバナナの茎を、紙や布として再利用しようという運動は今も進められています。
 現在、バナナは世界約125ヶ国で栽培されていますが、ゴミとして捨てられるだけのバナナの茎を紙にしたら、驚くことに世界中の紙がバナナでまかなえます。バナナペーパーが広がれば自然林が守られ、動物たちから住む森を奪うこともなくなり、環境も守られ、未来に美しい森を引き継いでいけるのです。
 さて、そんなバナナでつくった紙を素材として使用している「eco素材名刺サービス」は、当社が運営する横浜クチコミサイト「ハマコミ」にて販売中です。バナナの茎30%・古紙70%でできた紙は、バナナの茎の細かい繊維質が入っていて、全体的に薄い黄色の用紙で、バナナの皮を剥いだ実のような印象。パルプにする段階で薬品を一切使っていませんので、和紙のように柔らかく温かな仕上がりになっています。

エコ素材名刺

バナナペーパープロジェクト
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by hamacomi | 2011-04-15 13:28